議会2020.09.11
決算特別委員会、一日目
本日は9時から決算特別委員会でした。令和元年度に執行された予算の結果、すなわち決算の内容について審査すると同時に、今後の行政事務に対して意見を述べて行くのが決算審査です。予算審査の段階では行政事務に必要な金額の大枠について承認するということになりますが、実際の行政事務は複雑多岐にわたり、また災害や事業計画の予定とは異なる要素を反映して収支が変動したり、予算の見積りと異なり当初予算からは相当額の開きが生じたり、また予想外の支出が加わったりします。こういう場合は主に本会議で補正予算としてや事業内容の変更等の説明を加えながら修正していくのですが、全部まとめて最終的に決算においてその可否を問うということになります。既に執行された予算ですので、今さら取り消したり元に戻すということは困難ですが、決算を否決するということは一年間の行政事務を否定するということになる重大な決定となります。現実的には決算を否決するということは、なかなかありませんが、やはり各委員から厳しい意見が出されることで、次年度以降の予算執行にも及ぶ監視機能を果たしております。
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