趣味2021.05.14
野性の証明
小学校の頃に見たときは、ひたすらギラギラしていて残酷でグロいシーンばかりが印象に残って、なんか凄いものを見たという感想しかありませんでした。ステイホーム生活が続く中、70~80年代頃の映画をよくテレビでやっている中で始めからちゃんと見たのですが、当時のテレビ放送ではカットされていただろうシーンも含め今見ても盛りだくさんの内容が詰め込まれて凄いなと思いました。映画の荒唐無稽さはバカバカしさを突き抜けると感動につながります。写真は映画のワンシーンで、高倉健が薬師丸ひろ子を特殊工作隊の襲撃から守ってなぜかトロッコで山中を疾走し、岩陰からヘリコプターをライフルで撃墜するというクライマックスへ向かっていく場面を彷彿とさせる、カニが仲間を守っているところです。つまり視点は、ヘリコプターに乗った特殊工作隊側です。白いカニが一匹パイプの側にいたので近づくと、初めはパイプから遠ざかるように動いていたのに、こちらがもう一匹パイプの陰に隠れていたことに気付くと、その一匹を守るため?にまたパイプの陰に走り戻ったという、真の話です。進撃の巨人とかイメージは重なります。巨人側ですが。
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