お知らせ2020.09.05
経験したことの無い台風10号接近中
災害から市民の命を守ること、それは行政の大きな使命ですが、現実的には、行政の手が届く前に自分の命は自分で守らなければなりません。台風や地震など広域で災害が発生する恐れのある場合には、まず自分の身の回りの安全を自分で確保するということが何よりも大切になることは言うまでもないことです。現在、沖縄から九州にかけて経験したことの無いと形容されるほどの大きな台風が上陸しようとしております。本市では、強風部分がかすめて通り過ぎて行くような予報となっておりますが、それでも相当の被害を想定して行動すべきですし、台風の進路が東寄りになれば、それこそ経験したことの無い強風に曝される可能性もあります。しかし、こんな時こそ、恐れは弱さではなく、強さを生み出すためのエネルギーとすることもできます。そのために、決して災害は他人事ではなく、自分は大丈夫だという思いを捨て、強風対策に努めていかなければなりません。我が家も、酷暑の夏を凌ぐのに活躍した葦簀を片づけ、倉庫回りの風で飛びそうなものは片づけを終えました。来てほしくない台風ではありますが、来るものなら来いという準備があったうえの、来ても何とかなるという楽観が全てのスタートではないでしょうか。
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