視察2025.09.05
行政視察(愛知県)
3日、愛知国際アリーナ(IGアリーナ)を視察見学。国内外の人流の目的地となる事業運営を目指し建設された世界レベルのアリーナを訪れる。デザインは、愛媛においても数々の建築を手がける隈研吾氏によるもので、木材をふんだんに利用した特徴的な外観を有するのみならず、内装材にも県産木材を利用するなど現代的な木を見せる作りが取り入れられている。また、環境に配慮された電気設備を備えるなどのSDGsの視点も行き届いていた。多くの飲食店が入っているが、イベント事に効率的に運用できるように工夫されているとのことであった。愛媛においても、アリーナ建設に向けた動きがあるが、世界のトヨタのある大都会での圧倒的な施設を見たうえで改めて感じたのは、地方にあった目的をしっかり据えた建設計画を様々な意見を聞いて練り上げなければならないということだった。4日、四国新幹線についての動きがかつてなく盛り上がりつつある中で、鉄道の歴史を学ぶだけでなく、最新のリニアモーターカーの現状や四国に新幹線を敷設していくことに対する鉄道事業に関わる現場の意見などもお伺いしたく、名古屋市港区にあるリニア・鉄道館を訪れ、職員さんにご説明をいただく。移動中、奇しくも愛知万博で敷設された新交通システムであるリニア式鉄道に乗車したのであるが、乗務員が同乗せず、完全に遠隔操作で運行されていることにまず驚き、さらにレールの上を浮いた状態で滑らかに進む不思議な乗り心地が新鮮であった。歴史を語る鉄道車両が多く展示されていることも圧巻であったが、職員さんと新幹線導入についてざっくばらんに意見交換出来たことが良かった。
5日は、県庁の公文書館を訪れた。愛媛県でも公文書館についての議論があり、歴史そのものと言って良い公文書の保存管理の必要性、重要性は理解できる一方、膨大な資料をどう評価しどのように扱っていくかの難しさと直面している。単純にデジタル化して保存スペースを作ることも大事であるが、過去のものは、紙の資料自体に意義や価値を求める必要があるとも考えれるので、デジタル化と同時に廃棄という手段も簡単には取れない。所蔵庫もやはり必要だけれど、無尽蔵に入れ続けることも現実的ではないなどクリアしなければならない問題が数多くあることが認識された。
リニア・鉄道館

愛知県公文書館

愛知国際アリーナ(IGアリーナ)パンフレット