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視察2025.10.28

建設委員会県外視察(岡山県、広島県)

今回の視察の大きなテーマは、災害からの復興、そして観光港利用の促進についてです。 初日は受入れ先の都合もあり、松山観光港から広島港に高速船で移動。港からバスで岡山まで向かう。岡山は、市内中心部の交通渋滞を緩和するため建設の進む岡山環状南道路の進捗を工事現場にて視察を行う。道路は、日常の移動、物流の円滑化の為に渋滞緩和が必要である。加えて、昨今は災害の際の避難経路、物資輸送路としての意義も非常に重要視されてきている。ご存じの方も大勢いらっしゃると思うが、国道2号線の渋滞は常に問題であり、その緩和に向けた取り組みは今後も期待されるところである。 二日目の午前中は、岡山県倉敷市の高梁川水系小田川の真備緊急治水対策プロジェクトについて視察を行う。本県も南予地方中心にで大きな被害を生じた平成30年の西日本豪雨災害により堤防決壊や越水による浸水被害を生じた岡山県倉敷市真備町であるが、再度災害防止を図るため、国・県が連携し進めてきた小田川合流地点付け替え事業の完成前倒し、小田川及び岡山県管理河川における重点的堤防整備、河道掘削などのハード対策を現場にて視察。規模の大きさとスピード感に圧倒された。 午後は、バスで広島県広島市の安佐動物公園を視察。老朽化の進む施設の建替え状況や入園者を増加させるための取り組みについて説明を受ける。とべ動物園の取り組みについても研究されているようで、様々な動物の特性や飼育の困難さなど普段は聞けない内情なども伺えた。印象的だったのは、野生の熊が出没するため、安全確保で動物園の一部を封鎖しお客さんが立入できなくしているということであった。翌日のニュースで熊確保の報道がなされていたので、一安心である。 最終日は、平成26年に広島豪雨土砂災害として全国的にも大きな衝撃とともに報じられた広島市安佐南区の災害現場の復興状況を視察した。市内からそう遠くない場所の山裾に広がる住宅街の山際がことごとく砂防えん堤で防災対策が実施されており、改めて被害の大きさに震える思いを抱いた。災害と防災は常にイタチごっこのような面もあるが、出来うる限りの備えが必要であることを改めて認識した。 最後に、コロナ禍後にクルーズ船の寄港回数が全国6位のを誇る広島港において、港の整備状況と「広島県旅客誘致・おもてなし委員会」などのソフト事業についての説明を受ける。インバウンド対応も含めて、松山観光港のあり方を官民共同でまちづくりから考える必要があると感じた。 今回の視察は、バスで現場に訪れるという行程としても地形や地域の特性がよく分かり、視察内容も防災からの復興が中心であったが多岐にわたり非常に今後の活動に資するものであった。

岡山環状南道路


高梁川水系小田川


安佐動物公園移設工事


広島豪雨土砂災害緊急砂防事業


広島港に乗り入れる路面電車

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